
カメレオンズ・リップ [DVD]
芝居の内容自体はかなり面白くて☆☆☆☆なのですが、DVD制作スタッフの意図が理解できません。やや引いたカメラで舞台を写す際に、意味もなくカメラが揺れるのは許せません。いくらカメラアングルに制限のある舞台撮影だからといって、“実際の舞台での演出にない”余計な演出は不要だと思います。揺れる画面で船酔いに近い症状になりましたよ。新機軸を狙ったのかもしれませんが、正直不快でした。以前にWOWOWで放映された時にこの演出に辟易したので、DVD版は別撮りであることを期待した私が馬鹿でした。全く同じでした・・・
繰り返しになりますが、芝居はとても面白く文句はありません。

とんび [DVD]
昭和40年代あたりの高度成長時代の広島県を舞台に、
不器用ながらも息子を育てていく父の話。
ほぼ予想通りの筋書きをたどる単純なストーリーではあるが、
堤 真一をはじめとする俳優陣の縁起が素晴らしく、
家族を大切に思う父の気持ちが強く伝わってくる。
息子に関しても成長に合わせて俳優が入れ替わっていくものの、
非常に自然で納得のいく変化で見せてくれるため、感情移入が途切れることがない。
嫌なキャラクターがほとんどおらず、
父と子をとりまく誰もが思いやりを持っているのも観ていて気持ちがいい。
ガサツで乱暴だが人情味あふれる父の姿に
久々に「いいドラマを観た」という後味の良い作品だった。

舞妓Haaaan!!! [DVD]
期待を裏切らない出来栄えです。
柴咲コウの舞妓役は、さぞかし見がいがあるだろうと、楽しみにしてレンタルしたのですが。。
意外や意外、釘付けになったのは同じ舞妓役の駒子さんでした。
この女優さんは京都出身・在住だそうで、醸し出す空気が違う!
や〜うっとりしてしまいました。。
この人の出てくるシーンは、ただただ見とれるばかり・・ボンの気持ちが分かります(笑)。
同じく良かったのは、京野ことみさん。
この方も舞妓から芸妓への変化を、見事に演じ分けてました。
駒子役の小出早織さんは、「1Lの涙」や「時効警察」に出ていた頃は、地味な顔立ちであまり印象になかったんですが、この作品ではピカイチに光ってます。
京美人の真髄は、容姿だけにあらず。脈々と通う京都の血に、おみそれしました。。

キネマ旬報 2008年 7/15号 [雑誌]
日航機事故を追う新聞記者の話だということで最初は見るのがつらくならないかと思いましたが、
男らしい堤真一さんの演技に引き込まれていきました。
仕事をがんばっている男の人にお勧めしたい作品です。
同じような心境を経験された方もあるのでは…と思いました。

男優倶楽部 (Vol.20(2005summer)) (キネ旬ムック)
以前から堤真一さんの大ファンだったので迷わず購入しました★衝動買いに近かったですが、後悔は全くなかったです。毎日眺めてます(笑)本当に買ってよかった!!!